June 2, 2018 入試説明会と水越ゼミの公開について

みなさま

2018年6月2日(土)に、僕がいる東京大学大学院学際情報学府の入試説明会が開催されます。

10時から12時まで:文化・人間情報学コース入試説明会
13時30から16時30まで:学際情報学府全体の入試説明会

いずれも本郷キャンパス福武ーホール地下2階の同じ場所、ラーニングシアターで開催。
お誘い合わせのうえお越し下さい。
事前登録、参加費は必要ありません。

僕が学生を受け入れている文化・人間情報学コースでは、夏と冬の年二回、修士課程入試をおこないます(博士課程入試は冬の一回だけ)。
夏は出願が7月、本番は8月末です。

今年も黄金週間前後から、僕のところで研究をしてみたいという人からちらほら連絡が入るようになりました。
僕の研究や研究室に興味を持ってくださって、本当にありがとうございます。
とてもうれしいです。

photo by Tomoyuqui Okada

試験より前に、僕はみなさんに会う機会を2回だけ設けています。

  1. 6月2日(土)の午前と午後の入試説明会に僕はいずれも出席し、受験生のみなさんと話をさせていただきます。15時30分から16時30分の研究室紹介には僕のところの大学院生の何人かも参加し、現役の声を聞くこともできます。
  2. 6月5日(火)の水越ゼミを公開します。水越の研究や研究室の雰囲気を知りたいといった人は、こちらに参加してください。
    その際には事前に僕あてに連絡してください。アドレスはこちら
    日時:2016年6月5日(火)15時から18時近くまで
    場所:本郷キャンパス福武ホール地下二階スタジオ2

上記の2回以外、僕は原則として受験生とは会わないことにしています。
これは、内外のさまざまな大学や企業など事業体から受験されるみなさんに対して、なるべく公正でいるため、僕が個人的に決めたやり方です。同僚の先生方には、出願前までは積極的に受験生と会われる方もいらっしゃいますが、これが僕のやり方なのでどうかご理解いただければと思います。
その代わりにご連絡をいただいた場合には、必要に応じて現役大学院生や同窓生を紹介することがあります。ただしご連絡に対して必ずお返事さしあげるとは限らないということは、あらかじめお断りしておきます。

当然ながら事前に会う、会わないは、試験の結果とはまったく関係がありません。
僕に興味を持っていただいているなら、会わなくてもわかることはたくさんあるはずです。
僕が書いた本や論文研究業績データベースresearchmap、僕が仲間と出版しているバイリンガルの完全独立雑誌『5:Designing Media Ecology』などを読み込んでもらったり、放送大学の番組「メディア論」などで僕がどんな身動きをする人間かを見てもらえればと思います。

結局は僕の研究に接して、みなさんがピンとくるかどうかだと思うのです。

僕の指導学生がかつて書いた博士論文、おもな修士論文のタイトル一覧もご覧下さい。
ま たそれらの論文をもとに、同窓生が出した本の一覧もあります。最近、どんどんおもしろい本が出ていますよ。
「水越のゆかり」にどんな研究が分布しているのか、ぜひチェックしてみてください。
研究室のプロジェクトについては「Media Biotope」をご覧下さい。

デジタル・メディア社会の闇は深い。
僕は基本的に楽天的な人間ですが、ずっとそう感じてきています。
しかし薄っぺらな光を手に入れることはしたくない。それは闇の裏側でしかないからです。
冷徹なリアリズムに裏打ちされたビジョンをかかげ、批判的で実践的なメディア論に取り組んでいく。
それによって少しでもこの社会を生きやすい場所にしていきたい。

こんな問題意識とスタイルを共有してくれる大学院生や同窓生が、僕のまわりにはたくさんいます。
研究室という固い感じじゃなく、水越伸に縁やゆかりがある人々といった感じなので、「水越のゆかり」「水越ゆかりの人々」などと呼ばれています。
メディアの仕事が好きだけれど今の業界には批判的か観点を持っている社会人が多い。
強くて優しくて気っ風のいい女性が多い。
で、基本全員ワークショップやイベントのデザインと仕切りが圧倒的にうまい。
おたがいを信頼してはいるけれど、ベタベタした仲良しグループじゃない。映画『オーシャンズ11』みたいな感じ(ちょっと言い過ぎ)。
それが「水越のゆかり」の伝統的な雰囲気です。

それに共感してくださる人が来てくださることを、僕も院生たちも心から望んでいます。

受験をされるのであればどうか身体を大切にして、しっかりやってくださいね。

水越伸
追伸:以下は教員紹介の僕のページです。