メディアをつくりアソシエーションを展開する

日本メディア学会の学会誌『メディア研究』が「メディアとしての学会誌」という特集を組み、そこに「メディアをつくりアソシエーションを展開する:『5:Designing Media Ecology』の実践を踏まえて」という論考を、宮田雅子さんとともに寄稿しました。

論考の冒頭部分

表象文化論学会の学会誌を取り上げた門林岳史さん、学術雑誌『メディウム』を主催する梅田拓也さんらの論考も大変興味深いものです。

私はここで、1990年代以降の研究や実践をふり返りながら、自分が雑誌をというメディアをつくるきっかけとなったできごと、ナムジュン・パイクとの対話、『季刊 本とコンピュータ』での経験、メルプロジェクトの展望などを語っています。その後、『5:Designing Media Ecology』の広い意味でのデザインを宮田さんが論じています。最後にまた私が、学会誌や学会という存在一般の未来について思うところを提示しています。

お時間があるようなら、ここからダウンロードしてご一読ください。

宮田雅子さん担当部分

9/22-23 雑誌『5』販売と音声実践@カルタイ神戸

みなさま

9月14日(土)の「INSTeMコンベンション Autumn@関大梅田キャンパス」は15の出展と100名を超える方々にご参加いただき、成功裡に終了いたしました。ご来場いただいた方々、関係者のみなさんにお礼申し上げます。どうもありがとうございました。

さて、INSTeMは続けて9月22日(日)23日(月)に神戸で開催されるカルチュラル・タイフーン2024に参加します。私が毛原大樹さん、村田麻里子さんらとともに雑誌販売と音声実践をおこないます。下記に概要を記しておきますので、どうぞふるってご参加ください。

日時:2024年9月22日(日)・9月23日(月)いずれも10時から16時30分前後まで
(1〜2人でやっているので時々お休みしているかもしれませんがすぐに戻るはずです)

出展場所:阪急神戸本線「王子公園駅(HK-14)」至近「王子公園ハイム2階」
今年のカルタイは街場での開催。神戸の西灘・水道筋エリアのあちこちでの開催となり、そぞろ歩きをしながら楽しんでもらうことになります。私たちは総合受付のある建物の2階です。

出展内容:
雑誌『5:Designing Media Ecology』の販売と毛原大樹さんとのコラボによる音声実践

雑誌販売と音声実践は上記の写真のような感じ。

雑誌『5』は最新の第二期第1号(特集テーマ「間(あわい)の思想/Philosophy of In-Between」)をはじめバックナンバーなどを現金販売いたします。

『5:Designing Media Ecology』全号表紙一覧

音声実践は、毛原さん所有のCDチェンジャーで過去のRadio5の録音構成を聞いていただくほか、複数の生成AIを用いて作成した「『5』の歌」を披露する予定です。

なお、プロジェクトワークスを見て回る場合は参加費無料。個人発表やグループ発表に参加する場合には、当日参加費をお支払い下さいとのことです。支払いはここから。

三連休の中日と最終日、水道筋でお待ちしています〜❗

水越伸