水越より2024年度大学院進学希望者のみなさんへ

関西大学大学院社会学研究科メディア専攻では、2023年10月と2024年2月に大学院入学試験があります。水越は、修士課程(博士前期課程)、および博士課程(博士後期課程)のいずれの大学院生も受け入れています。

水越研究室でどのような研究ができるのか、いかなる学生に来てもらうことを期待しているかなどといったことについて、Graduate Schoolでくわしく説明をしています。読んでみてください。

Shin Mizukoshi’s Seminar 2023

三つだけ大切なことを記しておきます。

第一に、水越研究室では、日本の大学を卒業してそのまま進学する学生たち、メディアやIT企業などに勤める社会人学生たち、留学生たちの3系統の学生がいます。とくにメディアで働くことが好きで、充実感を感じているものの、このままではなにかがいけないのではないか、そのことを考えるために学びたいと思う社会人学生を歓迎しています。実務家だけれど批判的な意識を育みたい、すなわち「批判的メディア実践者」の方々をお待ちします。

第二に、受験生からのメールなどによる連絡にはなるべく返事をするようにしますが、必ず返事をするとは限りません。あらかじめご了承ください。

くり返しいえば、Graduate Schoolをよくお読みください。

受験をするのであれば、身体を大切にして、しっかり準備をするようにして下さい。

水越伸

Shin became President of JAMS for two years

(日本語はうしろ)

I became President of the Japan Association for Media, Journalism and Communication Studies (JAMS).
I was elected as the new President at the Board of Directors meeting of the Spring Conference at Nara Prefectural University in June 2023.
For the next two years, I would like to regard academic society as one medium and do my best to make that medium exciting and interesting.
I would like to do this with the help of the Board of Directors, the Auditors, and the more than 1,000 members.
Thank you in advance for your support.

Workshop “Design for Digital Media Society and User” JAMS 2023 Nara, where Shin attended.

2023年6月になら県立大学で会った日本メディア学会春季大会の理事会で、私は新たな会長に選出されました。
これから2年間、学会を1つのメディアとしてとらえ、そのメディアが刺激的でおもしろいものになるように力を尽くしていきたいと思います。
理事・監事の方々や千名を超える会員のみなさんのお力を借りながら進めていきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

Two articles on platforms and AI literacy were out!

Two anthologies to which I have contributed have recently been published. In both articles, I discussed reflective workshops I developed, thinking about how we metaphorically understand platforms and AI. I thank the editors for allowing me to publish them.

I believe, however, that it is not enough to decode and understand platforms and AI but that it is necessary to find approaches for practical intervention by citizens. I intend to discuss this thoroughly in my forthcoming monograph.

“Reading Aloud Terms of Use: A Workbook for Understanding Platforms” (co-authored with Masahiro Katsuno), Decoding Platform Capitalism, (2023) Nakanishiya Shuppan.

“Let’s Draw AI!: A Workshop for Developing Metaphorical Understanding of Media,” Understanding AI in Society: How Technology Exerts Power, (2023) The University of Tokyo Press.

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第2回 Media Studies Forumへのおさそい

「教科書ってなんだろう:メディア研究を支えるメディアのゆくえ」

20世紀末にかたちを成しはじめたメディア研究は、一過性の流行ものなどと揶揄されながらも数十年にわたって発展を遂げてきました。
それに伴いとくに2010年代に入ると、メディア研究の教科書と呼べる書籍が、多くの出版社から出版されるようになりました。
このことは喜ばしいことである反面、長らく続く学術出版の苦況のなか、ふと気がつけばメディア研究の本棚には、教科書と、出版助成を受けたような高価な専門書ばかりが目立つようになって来てはいないでしょうか。

あらためて、教科書とはなんなのでしょうか。
今日の教科書は、本当に学生を惹きつけたり、新たな知的成果の発表の場になっているのでしょうか。
このことはメディア研究だけではなく、社会学、文化研究を含む、広く人文社会科学系の諸領域で共通に問われるべき課題のように思われます。

関西圏に棲息するメディア研究に取り組む人々をネットワークするために、2022年に始まったメディアスタディーズ・フォーラム。
その第2回は、「メディア研究の教科書というメディア」の現在について、英語圏の状況や、出版社側の事情なども交えながら、ともに語り合い、その未来について考えていきます。
ゆるりとした雰囲気の中で丁々発止とやりたいと思っています。

事前登録必要(定員に達したため、オンライン、対面ともに受付を締め切らせていただきました)、参加費無料です。

どうかお誘い合わせのうえご参加ください。

(水越伸・岩渕功一)

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