第2回 Media Studies Forumへのおさそい

「教科書ってなんだろう:メディア研究を支えるメディアのゆくえ」

20世紀末にかたちを成しはじめたメディア研究は、一過性の流行ものなどと揶揄されながらも数十年にわたって発展を遂げてきました。
それに伴いとくに2010年代に入ると、メディア研究の教科書と呼べる書籍が、多くの出版社から出版されるようになりました。
このことは喜ばしいことである反面、長らく続く学術出版の苦況のなか、ふと気がつけばメディア研究の本棚には、教科書と、出版助成を受けたような高価な専門書ばかりが目立つようになって来てはいないでしょうか。

あらためて、教科書とはなんなのでしょうか。
今日の教科書は、本当に学生を惹きつけたり、新たな知的成果の発表の場になっているのでしょうか。
このことはメディア研究だけではなく、社会学、文化研究を含む、広く人文社会科学系の諸領域で共通に問われるべき課題のように思われます。

関西圏に棲息するメディア研究に取り組む人々をネットワークするために、2022年に始まったメディアスタディーズ・フォーラム。
その第2回は、「メディア研究の教科書というメディア」の現在について、英語圏の状況や、出版社側の事情なども交えながら、ともに語り合い、その未来について考えていきます。
ゆるりとした雰囲気の中で丁々発止とやりたいと思っています。

事前登録必要(定員に達したため、オンライン、対面ともに受付を締め切らせていただきました)、参加費無料です。

どうかお誘い合わせのうえご参加ください。

(水越伸・岩渕功一)

問題提起者:
飯田 豊(立命館大学)
藤嶋陽子(立命館大学)

コメンテーター:
鈴木クニエ(勁草書房)
岩渕功一(関西学院大学)

司会
水越 伸(関西大学)

日時:2023年4月22日(土)15:00から17:00前後まで

場所:関西大学梅田キャンパス4階ラボ
大阪市北区鶴野町1-5
http://www.kansai-u.ac.jp/umeda/
関西学院大学(関学)ではなく関西大学(関大)の梅田キャンパスです。昨年10月の第1回とは別会場ですのでご注意ください!

開催形式:対面とZoom(オンライン)によるハイブリッド形式

参加費:無料

参加登録:

オンライン参加申込みも締め切らせていただきました。
100名以上の申込みをいただき、まことにありがとうございました。

対面参加の申込みが定員(25名)に達しました。
申しわけありませんが、よろしければZoom参加での登録をお願いいたします。