『メディアの生成』30年ぶりに復刊!

(English follows)
2023年2月13日、ちくま学芸文庫の一冊として『メディアの生成:アメリカ・ラジオの動態史』が復刊しました。

原著は僕の初の単著で、ちょうど30年前、1993年2月に世に出ました。

30年前の僕は、僕であって、しかしもはや僕ではない他者であり、その他者なる僕との対話は、この上もなくスリリングでした。

この本の出版を支えてくださったすべての方々に、心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。

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当面、外国人研究生を受け入れません

(English follows)
最近、外国人研究生として私の研究室を希望する人たちからのメールが届くようになりました。
私の研究や研究室に興味を持ってくれて、本当にありがとうございます。

ただ、私は関西大学に着任して日が浅いため、まだ余裕がありません。
当分のあいだ、水越研究室では、基本的に外国人研究生を受け入れない予定です。

ほかにもっと良いスタッフが関西大学社会学部メディア専攻にはいます。
あるいは他大学にも素晴らしい先生がいらっしゃいます。
先生方の研究内容をきちんと調べて、連絡をするなどしてみてください。

いずれにしても申請するのであれば、しっかり準備をして進めてください。

水越伸

Dear all,

I will not accept any international research students for the present.

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Nov. 12 INSTeM Kickoff Symposiumへのお誘い

11月12日(土)10:00-12:15、ZoomオンラインでINSTeMのキックオフシンポジウムを開催します。アカデミアと社会をつなごうとするこのネクサスの最初のイベントとなります。

登壇者は下記の方々。佐倉統、毛利嘉孝、山本貴光、吉川浩満、宮田雅子、松井貴子、忠聡太、神谷説子、居原田遥、宇治橋祐之。
事前登録必要・参加費無料・日本語使用。どうかふるってご参加ください!

On Saturday, Nov. 12, from 10 am to 12:15 pm, INSTeM will hold its kickoff symposium via Zoom online.

You need the registration free of charge. Language: Japanese. Why don’t you join us?

0ct. 8 Media Studies Forumへのお誘い

「社会心理学と文化研究の対話」

メディア・コミュニケーション研究には多くのアプローチがあります。
しかし、同じ問題・イシューについて批判的な研究をしていながら、異なるアプローチをする研究者が協働する機会はそう多くありません。
研究者も<フィルターバブル>から自由だとはいえないのです。

本セミナーは社会心理学者・稲増一憲氏の近著『マスメディアとは何か:「影響力」の正体』(中公新書、2022)の合評をしながら、社会心理学と文化研究の対話と学び合い/学び捨てを試み、今後の協働の可能性を模索します。

このセミナーが関西地域に数多くいるメディア研究者が領域・関心を横断して交わり、斬新な共同研究へとつながっていく(できれば対面の)集いの場が定期的に設けられていくきっかけとなることを期待してします。
ざっくばらんで刺激的な議論を交わしたいと思いますので、どうか奮ってご参加ください!

(岩渕功一・水越伸)

報告者:稲増一憲
    難波功士
    阿部 潔
コメンテーター:水越 伸
司会進行:岩渕功一

日時:2022年10月8日(土) 15:00 – 17:00

場所:関西学院大学大阪梅田キャンパス 1404教室

開催形式:対面&zoomによるハイブリッド方式

参加登録:以下のリンクから参加登録をお願いします。
「対面参加」か「zoom 参加」のどちらかを選択してください。
9月下旬に zoom での参加詳細をメールでお送りします。 https://forms.gle/f1eEV52r6K2zEUUq8

大学院受験生へのメッセージ

2022年4月に私が関西大学に着任して、まもなく半年が経ちます。
私は大阪・千里の丘の上のキャンパスで、愉快な学生や素敵な同僚に囲まれて、とても元気にしています。
日ごろからお世話になっているみなさんに、あらためてお礼申し上げます。

さて、秋学期に入ると大学院の入試がおこなわれ、私も学生を受け入れる予定です。
受験生のみなさん向けのメッセージを用意しました。

関心のある方は、こちらをクリックして、ご一読ください !

It will soon be six months since I transferred to Kansai University in April 2022.
I am doing very well on the campus on the hilltop in Senri, Osaka, surrounded by delightful students and wonderful colleagues.
I want to thank you all again for your daily support.

The graduate school entrance examinations will be held in the fall semester, and I will accept students.
I have prepared a message for the applicants.
The message is written in Japanese because Japanese is the language used in graduate school.

If you are interested, please click here to read it!